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MST WORKS

ジムニーシエラDSPで音を整える

交換済みスピーカーを活かし、配線と調整からシステムを見直す。

交換済みスピーカーを活かす

カロッツェリア(carrozzeria)のスピーカーに交換済みのジムニーシエラで、さらに音を良くしたい。今回いただいたご相談では、スピーカーをもう一度選び直すのではなく、GOLDHORN DSP810 PRO V2の追加を中心に、既存のスピーカーを活かす構成を組みました。

あわせて、ツイーターとドアスピーカーへの配線をチェルノフのスピーカーケーブルで引き直し、フロントを2WAYマルチ化。取付位置に合わせた位相設計とDSP調整まで含めて、車内での音のまとまりを整える施工です。

次は組み合わせを見直す

スピーカーを交換した後、もう一歩音を良くしたくなったとき、次の選択が別のスピーカーとは限りません。車内では、スピーカーそのものの性格に加え、取り付ける位置や複数のユニットのつながり方が、聴こえ方に関わります。

今回の施工の主役は、DSPの追加です。交換済みのカロッツェリアのツイーターとドアスピーカーを使いながら、それぞれをどのようにつなぎ、どう調整するかを見直す方向にしました。リアスピーカーは交換せず、純正をそのまま使用しています。

MST店内で撮影した青いジムニーシエラの外観

今回DSPを追加したジムニーシエラ。

DSPを調整の中心に

DSPは、デジタル信号処理を使って複数のスピーカーへの音を調整する機器です。今回採用したGOLDHORN DSP810 PRO V2を、フロント2WAYの各ユニットを扱う調整の中心に据えました。

ツイーターとドアスピーカーは、同じ場所から音を出しているわけではありません。高い位置にあるユニットと低い位置にあるユニット、それぞれの音を聴く位置でどうつなげるか。スピーカー交換から先の改善では、この組み合わせ方を考えることが大切です。

DSPを足すだけで自動的に音が完成するのではなく、今回の取付位置とシステムに合う調整を行うことが、導入の目的になります。

ジムニーシエラの内装とGOLDHORN DSP810 PRO V2の製品箱の別カット

交換済みスピーカーを活かすため、DSPを調整の中心に据えました。

配線から2WAYマルチ化

今回は、ツイーターとドアスピーカーへの配線をチェルノフのスピーカーケーブルで引き直し、フロント2WAYマルチの構成にしました。

2WAYマルチでは、ツイーターとドアスピーカーをそれぞれのチャンネルで扱い、DSPで担当する帯域や音量、音のつながりを調整します。二つのユニットを一組として使いながら、個別に調整できることがポイントです。

ケーブル交換だけを切り離して紹介するのではなく、DSPから各ユニットを独立して扱える構成へ整えるための配線作業として考えています。今回は、スピーカーを活かす方針の中で、接続と調整の自由度を見直しました。

二つの再生経路を使う

再生は、既存のヘッドユニットからの音声に加え、USB OTGを使ってスマートフォンの音声をDSPへ直接送る構成としました。ヘッドユニットを使う経路と、スマホから入力する経路の両方を用意しています。

スマホ直入力は、今回のシステムを使ううえでのもう一つの選択肢です。すべてのスマホが同じケーブルでそのまま接続できると保証するものではなく、端末・アダプター・再生アプリなど、接続条件の確認が必要になります。

普段どう音楽を聴くかによって、使いやすい入口は変わります。スマホで聴いている音楽を車でも楽しみたいという方は、端末と希望する再生方法をあわせてご相談ください。

ジムニーシエラのヘッドユニットと車内操作部

既存のヘッドユニットを活かし、スマホのUSB OTG入力も使う構成です。

取付位置に合わせた調整

フロントをマルチ化した後は、取付位置に合わせた位相設計とDSP調整をMSTで行いました。位相を考えるのは、複数のスピーカーの音が聴く位置でどう重なり、つながるかを整理するためです。

ツイーターとドアスピーカーを別々に調整できる構成でも、それぞれを単独で整えるだけでは十分とは限りません。高域と低域を一つの音楽として聴くために、両者の関係を含めて考えます。

今回の施工では、DSP、各ユニットへの配線、取付位置に合わせた調整をセットで見直し、音質の向上を図りました。機材の名前だけでは見えにくい、この組み立てと調整が施工の中心です。

スピーカーの次を考える

このジムニーシエラでは、スピーカー交換の次のステップとして、GOLDHORN DSP810 PRO V2を追加しました。チェルノフでの配線引き直しとフロント2WAYマルチ化、取付位置に合わせたDSP調整によって、交換済みのカロッツェリアのスピーカーを活かし、リアは純正を使用する構成にしています。

一度交換したスピーカーでも、接続や調整の仕方から見直せることがあります。今の機材を残すか、どこまで構成を変えるかを含めて、次の改善を考える一例です。

ジムニーの音をご相談ください

スピーカーは交換したけれど、もう少し良くしたい。そんなときは、現在のスピーカー・ヘッドユニットと普段の音楽の聴き方をお聞かせください。東京・日の出町のMSTで、今の機材を活かす方法も含めてご案内します。