理想の音響空間を具現化する
MSTのデジタルファブリケーション。
日産ノートニスモに「包み込まれるようなサラウンド」を。
そのオーダーを実現するためには、Cピラー(後部座席横の柱)へのスピーカー埋め込みが不可欠でした。
しかし、平面ではないピラーに、市販のバッフルでスピーカーをつけることは不可能です。
そこでMSTでは、最新の3Dスキャン&3Dプリント技術を投入。
ゼロからパーツを設計・製造し、純正のような一体感と理想的な音響特性を両立させるプロセスをご紹介します。
Phase 1: デジタル設計と出力
01. 3D CAD設計
車両のピラー形状をスキャンし、3D CADソフト上でスピーカー(BLAM LFR80)の角度や位置をシミュレーション。
リスニングポイントに正確に軸を合わせつつ、後方視界を妨げない形状をミリ単位で設計します。
02. 3Dプリンティング
設計データを基に、高精度3Dプリンターで出力。
複雑な曲面も継ぎ目なく一体成型できるため、強度が高く、音響的にも共振の少ない理想的なエンクロージャー(箱)が生まれます。
03. 仕上げの美学
出力されたパーツ(右)は、職人の手によって表面処理が施され、最終的に美しいフォルム(左)へと進化します。
デジタルで「精度」を出し、アナログで「質感」を高める。これがMSTの流儀です。
左:仕上げ後 / 右:出力直後の素地
Phase 2: ドア環境の整備
見えない部分へのこだわり
スピーカーを取り付ける「ドア」の環境作りも、良い音には欠かせません。
純正のビニールシートを剥がし、アウターパネル(外板)とインナーパネル(内板)の両方に徹底的な防振処理(デッドニング)を施します。
使用するのは高品質な制振材「GOLD HD」。
ドアの鉄板を強固なスピーカーボックスへと変えることで、Micro-Precisionのウーファーが持つポテンシャルを余すことなく引き出します。
全面に施工されたデッドニングにより、不要な共振をシャットアウト
Phase 3: 完成と調律
製作したCピラーポッドを車両にインストール。
スエード生地で仕上げられたポッドは内装に自然に溶け込み、まるで最初からそこにあったかのような佇まいを見せます。
最後に、GOLDHORN DSPA 810 PROを用いてサウンドチューニング。
フロントのMicro-Precisionと、今回追加したリアのBLAM、そしてサブウーファーのPioneer。
全ての音が繋がり、車内がひとつの広大な音楽空間へと変わる瞬間です。
完成したCピラーマウント。後方からの音の広がりが劇的に向上。
Result


「自分の車には設定がない」「他店で断られた」というカスタムも、
3D技術と職人のノウハウがあれば実現できる可能性があります。
世界に一つだけのオーディオメイク、MSTにお任せください。