フロント重視のセオリーに、
「リア」というスパイスを。
カーオーディオのカスタムといえば、フロントスピーカーの交換とデッドニングから始めるのが一般的です。
しかし、今回の日産ノートニスモでのオーダーは、オーナー様の明確なこだわりがありました。
「リアスピーカーも含めた、臨場感あふれるサラウンド空間を作りたい」
その想いに応えるため、Micro-Precision、BLAM、GOLDHORN、Pioneerという多国籍なユニットを組み合わせ、独自のインストールを実施しました。
今回インストールしたユニット群。DSPを中心に各ブランドの強みを融合。
Cピラーへワンオフ埋め込み。
BLAM LFR80が作る「空気感」
今回の主役とも言えるのが、リアスピーカーのインストールです。
通常、リアドアの純正位置を使用することが多いですが、より効果的なサラウンド効果と音の広がりを狙い、Cピラー(後部座席の頭上付近)への埋め込み加工を選択しました。
使用したのは、フランスのブランドBLAMのフルレンジスピーカー「LFR80」。
専用のポッドをワンオフで製作し、後方から自然に音が降り注ぐような角度でセットアップ。
これにより、単なる「後ろから音が鳴っている」状態ではなく、車内全体が音楽で満たされるような包容感を実現しています。

Cピラーに自然に溶け込むよう製作されたワンオフポッド
繊細かつ正確。
Micro-Precision 3シリーズ
サウンドの核となるフロントステージには、ドイツのMicro-Precision(マイクロプレシジョン)3シリーズを採用しました。
ツイーターはAピラーへ埋め込み加工を行い、リスナーに向けて最適な角度でインストール。
見た目の美しさはもちろん、ガラスの反射を抑え、ボーカルの息遣いまで鮮明に届けるための必然的なレイアウトです。
ドアウーファーと合わせ、ドイツ製らしい正確で色付けのないサウンドが、リアスピーカーの響きと美しく調和します。
AピラーにインストールされたMicro-Precisionツイーター
GOLDHORN DSPで
全ユニットを統率する
フロント、リア、サブウーファーとスピーカーの数が増えれば増えるほど、音の交通整理(チューニング)が重要になります。
司令塔として選んだのは、GOLDHORN DSPA 810 PRO。
PCを用いた精密な調整により、各スピーカーのタイムアライメントとEQを最適化。
さらに、ラゲッジスペースを犠牲にしない薄型パワードサブウーファーPioneer TS-WH1000Aを組み合わせることで、量感豊かな低域をプラス。
全ての音が違和感なく繋がり、ノートニスモの車内がコンサートホールのような空間へと生まれ変わりました。
PCによる精密なサウンドチューニング風景
System Spec
- Car Model
- NISSAN Note NISMO
- Front Speaker
- Micro-Precision 3-Series (Tweeter / Woofer)
- Rear Speaker
- BLAM LFR80 (C-Pillar Custom Install)
- Subwoofer
- Pioneer TS-WH1000A
- DSP Amp
- GOLDHORN DSPA 810 PRO
「リアスピーカーは不要」という意見もありますが、ライブ感や包まれるような音場を好む方にとって、適切なリアフィルは極上のスパイスになります。
愛車の構造や好みに合わせた最適なプランをご提案します。ぜひご相談ください。