BLAM165RSQBLAM(ブラム)は、知る人ぞ知るフランスのカーオーディオ専門メーカー。2014年の創立で、わずか2年あまりの間に、一躍話題のブランドになりました。
それもそのはずで、創業者は、あの『FOCAL』のカーオーディオ部門の責任者だったギー・ボンネビル氏なのです。

ギー氏をご存知ない方は別途ググっていただくとして。BLAMは、ハイエンドの『Live』シリーズと、エントリークラスの『Relax』シリーズを展開していますが、この度、新たにその中間に位置する2wayセパレートモデル165RSQを発売しました。
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シリーズとしては、一応、『Relax』に属していますが、ウーハーユニットのバスケットはLiveシリーズと同じ物が採用されており、なかなかリーズナブルです。
構成は、16.5cmウーファーと2.5cmドーム型ツィーターの2way。
定格入力は50W(2Ω)。クロスオーバー・ネットワークを用いない『Active』があるのも、うれしい設定です(※『Passive』モデルは次回入荷)。
ウーファーのレンジがかなり広いので、ハイパスのみにネットワークを使用して、ダイレクト接続によるフルレンジ駆動が可能。これによってバイアンプ接続に近いことができます。
<メーカーサイト(PDF)>
BLAM

これは憶測でしかないのですが、BLAMには、ホームオーディオのハイエンドモニターメーカー『B&W(Bowers&Willkins)』の影響が強く出ているような気がします。もっともB&Wは、高いものでは1000万円もしますが・・・。ギー氏が、B&Wの音を研究したことは、ほぼ間違いありません。
同時に、BLAMが、極めて近い将来、カースピーカーのトップブランドの一角に食い込むことも間違いないでしょう。